ネイティブトラウトを始めてみたい・・・
ネイティブトラウトとは、自然の渓流の中でルアーを使ってヤマメ・イワナなどのトラウトを狙う釣りの事です。
近年手軽にトラウトを釣ることの出来る管理釣り場での釣り、いわゆるエリアトラウトの人気が高まっています。
自然の渓流でもトラウトフィッシングをしてみたいと思っている方も多いはずです。
「でも、初心者がネイティブを始めるには少しハードルが高そう・・・」
そんなイメージ持つ方もいらっしゃるかもしれません。
しかし心配ご無用!
今回は初心者がネィティブトラウトを始めるまでに最低限準備しておきたい道具。
これだけあれば取りあえず安心という装備を紹介して行きます。
ネイティブトラウトを始めるのに必要な道具
ネイティブトラウトはその名の通り自然の渓流の中に分け入ってある時は藪をこぎ、またある時は川に入りながら釣りをします。
そう言う事で水に入るためのウェーダーは必須です。
ウェーダー
ウェーダーとは胴付き長靴とも呼ばれ、胸元まであるゴム製の防水ブーツウェアの事です。
フェルトソールなどの長靴と一体化した物や別途ウェーディングシューズを必要とするソックスタイプがあります。
渓流や源流本流域などの『ネイティブトラウト』の釣りで使用されるウェーダーは『ソックスウェーダー』と言われるタイプが多いです。
しかし今回は初心者が手軽にはじめやすいという事を念頭において記事を書いていますので本稿では『一体型』をおすすめします。
また注意しておきたいのが靴のソールです。
渓流では苔の付いた岩の上を歩くこともあります。
ソールは滑りにくいフェルトソールがおすすめです。
初心者におすすめの一体型のウェーダー
・シマノ(SHIMANO) FF-052T ハイパーウェーダー
・SBW-3250R-NE ダイワスーパーブレスウェーダーネオ
・Frain(フレイン)ナイロンチェストハイウェダー(フェルトソール)
アウトドア用品の専門店でお馴染みのナチュラムのオリジナルブランドFrainのウェーダー
とにかくデザインがおしゃれで価格も¥5000以下なのでこれからはじめてみようと思っている人には手ごろで良いと思います。
Frain(フレイン)ナイロンチェストハイウェダー(フェルトソール)
ウェーダーはその用途や性質上、使っているうちに劣化し穴が開くことがあります。
安価な物を買って使い捨てで買いまわすか、高価なものを買って修理しながら使うか考え方は人それぞれです。
取りあえず初めてみたいという人はネットで¥5000以下ぐらいで買える安いウェーダーがあるのでそのあたりを探してみてはいかがでしょうか?
暑い時期にオススメのウェットスタイル
初夏から真夏にかけての暑い時期にはウェーダーを着用していると大変です。
普段以上に汗はかくは、群れるはで、とにかく暑いことは言うまでもありません。
そういった時は動きやすく涼しいウェットスタイルがオススメです。
ウェットスタイルに関する記事は下のリンクの記事をご参照ください。
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【渓流】初心者のウェットウェーディングスタイルを紹介【トラウト】
フィッシングベスト
ルアーケースやラインを収納したり、ゴミなどをいれておくのに使います。
またDカン等が付いていればラインをカットするハサミ等やランディングネットを付けれます。
ネイティブトラウトは渓流を遡上しながらの釣りです。
出来れば身軽で収納力のある物を選びたいですね。
初心者におすすめのフィッシングベスト
渓流・トラウトフィシングなどでもお馴染みのリトルプレゼンツのフィッシングベスト。
海で使うゲームベストの様に収納力がありループも多くついているのでカラビナやランディングネットを付けるのにも便利です。
背面にも収納があるのでジップロックに入れた釣れた魚を入れて持ち歩く事も出来そうです。
その他メーカーではパズデザインも着用されている方が多い印象があります。
本流など流れのはやく水深のある場所で釣りをする事を想定して浮力のあるゲームベストも取り扱っています。
リトルプレゼンツとパズデザインは割とお求めやすい価格で着用している渓流アングラーは多いです。
また渓流ではメッシュタイプのフィッシングベストも良く着用されます。
私はノースフェイスの物を使用していますが、その他パタゴニアやコロンビアなどのアウトドアブランドでも渓流用のフィッシングベストを買うことが出来ます。
機能面も劣らず安くてお求めやすいフィッシングベストもあるので気に入ったものを見つけてみてください。
※中古ですとラクマやメルカリなどのフリマアプリなどでも安く手に入ったりします。
未登録の方は招待コードを登録時に招待コードを入力すると500ポイント貰えるのでちょっとお得に買い物ができます。
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偏光グラス
水面の太陽光の反射を軽減し魚影を見つけやすくするだけでなく、誤って跳ね返ってきたルアーなどから目を保護する役割もあります。
おすすめの偏光グラス
マズメやナイトアジングがメインの私は今まで偏光グラスを使う機会がなかったんですが、今回ネイティブトラウトをはじめるにあたり偏光グラスを購入しました。
購入したのはDANG SHADES(ダンシェイディーズ)の偏光グラス
LOCO vidg00324 Black Matte×Blue Mirror Polarized with FISHING
見た目もオシャレで釣りだけでなく普段使いにも良しですよ^^
テンプルに施された魚のデザインが良い感じですね。釣り用ならこのモデルが良いかも!
価格も¥5000前後ですので釣り用の偏光グラスよりも全然安い!
フレームもいろいろなデザインやカラーの物がありますのでお気に入りを探してみてくださいね。
AmazonでDang shadesの偏光グラスを探すにはコチラから
楽天でDang shadesの偏光サングラスを探すにはコチラから
その他オススメはBUNNY WALKの偏光グラス。
おしゃれでお手頃です。
ランディングネット
魚を速やかにキャッチし魚体へのダメージを極力少なくフックを外したり、リリースするのにも役立ちます。
渓流用と言えば木製のものが一般的ですが私はアジングでも使用している第一精工のガンフレームを使っています。
ガンフレームに関しては以前記事を書きましたのでご参照いただけますと幸いです。
アジングに!最強のキャッチネット 第一精工 ガンフレームエアー
ガンフレームも使いやすくておすすめなんですが、ネイティブトラウトと言えばやはり木製のランディングネットを使用している方が多いです。
見た目もウッディ―で渓流釣りには合っていると思います。
私が、最近使用している木製ランディングネット
小ぶりで携帯しやすいです。
ランディングネットの取り外しに便利!マグネットリリーサー
なくても良いですがこちらのマグネットリリーサーという道具もあったら便利です。
磁石の力で脱着ができるリリーサーです。
移動時はネットを固定しておいて、ランディング時はスムーズに取り外すことが出来ます。
熊よけ鈴
熊など危険な野生動物が出没する地域では遭遇を避けるために必要です。
カラビナでベストなどに固定して使います。価格もそんな高価な物ではありません。安全のため必ずつけておきましょう!
お守りに!もしもの時にあったら助かる熊よけスプレー
もしも万が一、熊と遭遇してしまった場合、熊を撃退する事が出来る熊よけスプレー。
熊の顔に向けて噴射することで熊を撃退します。
イノシシなどの他の野生生物にも使えるとの事。
グローブ
手を保護するだけではなく魚を持つときに魚体へのダメージを軽減する事ができます。
渓流は岩場が多いので手をついたときにケガをしないように、誤って手にルアーのフックを刺してしまうなんて事もあります。
安全のために着用しましょう。
ルアーウォレット
ルアー類(ミノーやスプーン)を入れておくのに便利
中はこんな感じでスプーンやミノーをラバーにさして収納できます。
スプーンなどの細かなルアーをまとめるのにも便利なので1つぐらいあったら便利ですね^^
鑑札(遊漁証)
釣りをする地域の漁協に確認をする必要がありますが、ほとんどの河川が釣りをするのに遊漁証が必要ですのであらかじめ購入しておきましょう。
遊漁県が購入できる鳥取市内の釣具屋さんはコチラ
鳥取市内のおすすめ釣具屋さん3選
ネィティブトラウトに使用するルアー
ネィティブトラウトで主に使用するルアーは小魚を模した形のミノーが一般的です。
状況によってはスプーン、クランク、スピナーなど使ったりすることがありますが、とりあえずはミノーとスプーンの2種類を用意しておけば大丈夫でしょう。尚、池型の管理釣り場でよく使われるルアーはポンドタイプとよばれる比較的比重が軽いものが多いので流れのある渓流では適さない場合があります。
ミノー
渓流や河川では流れの中でしっかりアクションしてくれる重めのヘビーシンキングを使う事が多いです。
といっても水深は浅いところが多いですから一概にそうも言えません^^;
状況に合わせてカラーとサイズ・ウェイトを用意しましょう。
また根がかりを防ぐためにシングルフックへの交換もおすすめします。
ミノーで有名なところではDUOのスピアヘッドリュウキなどがあります。
しかし1個がよいお値段ですのでなかなか数を揃えるのも大変・・・
ですので、初心者はネットであらかじめ数種類セットになったものを買うのも一つの手ではないかと思います。
スプーン
ネイティブトラウトで使われるスプーンは流れの中でアクションさせるので管釣りよりも重めの物を使用する事が多く重さとしては大体3g~が目安になるのではないでしょうか?と言っても私の場合ルアーウォレットに忍ばせているのは管釣り用の0.5g~です(笑)流れや水深によってもそのあたりは変わってきますが、基本的には比較的重めの物が一般的です。
おすすめのスプーンはSMITH(スミス)のピュアです。
初心者でも扱いやすい定番中の定番。
でもやっぱりお値段が・・・
スプーン1個にこれだけかけれないっ・・・!
っていう初心者の方はカラーがそろったセットがおススメ!
初心者でも使いやすい最強ルアー スピナー!
ブレードのきらめきが魚を狂わす。
最強ルアースピナー。
アクションもタダ巻きだけ。
確実にファーストフィッシュを仕留めたい初心者におすすめです。
ネィティブトラウトにおすすめのタックル
最後にネイティブトラウトにおすすめのタックルを紹介していきたいと思います。
ネイティブトラウトのタックルでポイントとなってくるのは以下の点です。
ロッド:3~5ft
リール:1000〜2000番まで
ロッド
ネイティブトラウトで使用するロッドに関して言えば、まずはコンパクトで持ち運びがしやすいものが良いでしょう。扱うルアーも軽量の物が中心ですし、頭上に木が茂っていたりするかもしれません。キャストもしやすいものとなると・・・
そういったことからパックロッドという選択肢もありますし、3ft~5ftぐらいのショートレングスの物を使用することをおススメします。
取りあえずという方でアジングロッドをお持ちでしたら流用する事も出来ますが・・・。
私が初心者におすすめするトラウトロッドはコレ!
・メジャークラフト トラパラ
価格も1万円を切る低価格でスペックも申し分ないです。レングスも4ft~ラインナップされています。
コストパフォーマンスの面でおすすめ。
・アブガルシア ZOOM SAFARI(ズームサファリ)404UL
4本継で持ち運びしやすいマルチロッド。
海のライトゲームからトラウトまで何でも来い!
・アブガルシア Trout Field (トラウトフィールド)
2023年1月発売。アブガルシアのネイティブトラウト用のエントリーロッド。
実売価格も7000円台~とかコスパ抜群。
多様なシチュエーションが存在する渓流ルアートラウトフィッシングに対応したラインナップ。
河川/渓流に合わせた釣り方や、スピナー、スプーン、ミノーなど各種ルアーにベストマッチなロッドに対応します。
リール
ネイティブトラウトは川を登りながらの釣行なので出来れば軽量のリールが良いでしょう。
また出来れば巻き取りが早いハイギアの物を選びたいところです。
ハイギアではないが軽くて使いやすいレガリスLT1000S
コスパで選ぶならシマノ21ナスキー
2000番代のHGモデル、価格も1万円以下。
これからはじめてみたい初心者にはおすすめのリールです。
ミドルグレードで選ぶならストラディック
ナスキーではちょっと物足りないそういった人におすすめするのは・・・
価格は2万円前後ですが、自重も200gを切って軽く番手1つ下のリールを使っているような軽さです。
巻き心地も上位機種のヴァンキッシュなんかとも引けを取らない滑らかさ・・・
ストラディックは実際に私も使用しているので、おすすめに入れさせていただきました^^
コスパ抜群のミドルクラス シマノ MIRAVELミラベル
2022年発売。シマノの最新技術が活かされた汎用リール。
海水対応なのでトラウトから海のライトゲームなどにもおすすめ。
おすすめのトラウト用ライン
渓流ベイトフィネス
巻き取りが早い・手返しが良いという点では渓流ルアーにおいてベイトフィネスを使わない手はないです。
流石に釣り初心者の方には難しいかもしれませんが、ベイトに慣れている経験者は導入を考えても良いかもしれません。
実際の渓流ベイトフィネスでの釣行記事は下記のリンクから
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話題の鱒レンジャー!
その秘められたポテンシャルに魅了されるユーザーも増え現在品薄状態が続いています。
渓流で使用しやすいショートレングスのロッドで、最近はベイト用などもラインナップされています。
在庫を見つけたら即ゲットか!?
まとめ
新型コロナウィルスの影響で三密回避が叫ばれる昨今ですが、最近の釣りブームから人の密集が問題になっている漁港をさけ一人、山野の渓流でネイティブトラウトを楽しんでみるのも良いかもしれませんね^^
長々と紹介してまいりましたが最後まで読んでいただきましてありがとうございました。