『ナイトフラワー』を観た。観終わった後もしばらく考えてしまった映画

『ナイトフラワー』を観た。観終わった後もしばらく考えてしまった映画

映画ナイトフラワー

映画「ナイトフラワー」

こんにちは、みやこです。

深夜4時。まだ外が静まり返ったリビングで、あたたかいコーヒーを淹れてAmazon Prime Videoを開くのが、最近の私の密かな癒やしの時間になっています。

先日、そんな静かな夜に、ふと軽い気持ちで再生した作品がありました。
それが、北川景子さん主演の映画『ナイトフラワー』です。

ところが、観終わった後、すぐに次の作品を再生する気にはなれませんでした。それくらい、胸の奥にずっしりと心地よい余韻(あるいは引っかかり)が残る映画だったのです。


「面白い」と一言で言いにくい作品

映画には、観終わった瞬間に「あぁ、面白かった!」とスカッとできる作品がありますよね。

一方で、「面白かったのかどうか、自分でもよく分からない。でも、なぜか頭から離れない」という作品もあります。私にとって『ナイトフラワー』は、完全に後者でした。

作中の登場人物たちは、決して完璧ではありません。むしろ不器用で、間違えて、傷ついて、そして誰かを傷つけながら必死に生きています。
だからこそ、映画の中の綺麗事ではなく、妙に生々しい現実味を持ってこちらに迫ってくるのです。


タイトルの意味を考えてしまう

『ナイトフラワー』というタイトルも、非常に印象的でした。

夜に咲く花。
暗闇の中でしか見えないもの。
普段は人に見せない、人間の弱さや、泥臭い願い。

ストーリーをすべて追い終えた後にこのタイトルを見返すと、観る前とはまったく違った意味や深みが感じられて、しばらく画面をじっと見つめてしまいました。


主演・北川景子さんの印象が変わった

主演の北川景子さんは、これまで私の中で「華やかで綺麗な女優さん」という印象が強かったのですが、この作品を観てそのイメージがガラリと変わりました。

作中で見せる、追い詰められた人間の焦り、葛藤、剥き出しの感情……。綺麗にまとまった演技ではなく、役者としての凄まじい存在感と泥臭さを改めて突きつけられた気がします。


人によって感想が大きく分かれそう

この映画は、観る人の立場や時期によって、受け取り方がかなり違うと思います。

ある人にとっては「救いのない話」に見えるかもしれないし、また別の人にとっては「かすかな希望の光」を感じる話になるかもしれません。

私は観終わった後も、「あの場面の、あの表情はどういう意味だったんだろう」と、いくつかのシーンを何度も頭の中で反芻してしまいました。万人受けする娯楽作ではありませんが、そういう「思考を巡らせたくなる作品」が好きな方には、間違いなく刺さる1本です。


Amazon Prime Videoで視聴しました

今回、私はAmazon Prime Videoの配信で視聴しました。

派手なアクションや、分かりやすい感動ポルノを求めている時には向かないかもしれません。
ですが、一人で静かに過ごす夜や、観終わった後に少し自分と向き合うような、そんな深い余韻を探している方は、一度観てみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、さんかいらいふろぐ"キネマ部"(?)でした!

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