ベイトフィネスでアジングで使用するライン
ベイトフィネスアジングではリールにどんなラインを巻くのが良いのでしょうか?
アジングでリールに巻くラインの選択肢としてナイロン・フロロ・PE・エステルなどがあります。
今回は私が実際にベイトフィネスアジングで使ったラインの種類・使用感・おすすめ出来るライン等を紹介していきたいと思います。
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ベイトタックルでアジングがしたい!ベイトフィネスアジングのススメ
フロロカーボン
利点は強度とリーダーを必要とせずリグを直結びできるところです。
ただフロロカーボンは強度がある反面硬い質感なので癖がつきやすい所が難点ですね。
バックラッシュを繰り返すと結構ラインが痛んできます。
ラインブレイクした時にリーダーを組み直さなくて良いのは楽なんですが・・・^^;
私が使用していたのはバークレイのバニッシュレボリューション
私も使用しているリール、アブガルシアのベイトフィネス専用リールアブガルシアREVO ALC-BF7の実釣動画でも使用されていたラインです。
ラインの太さは3lbです。
風がある中での使用も問題なくコスパも良いのでおススメのラインとして挙げておきます。
エステル
アジング=エステルと言っても良いぐらい定番ですが、ベイトフィネスでの使用はいかに・・・?
エステルは風・水馴染み(よく沈む)・感度においてアジングにベストマッチするラインだと思います。
ジグ単メインでしたらエステルが多分1番良いでしょう。風にも強いですし。
30mの少量をスプールに巻いて使うような使い方が良いです。
またはPEラインを20mほど下巻きし10mぐらいの長さのエステルラインをロングリーダー的に使うなど工夫が必要でしょう。
エステルラインを使用するデメリットは万が一バックラッシュした際、直しているときに必要以上に力を入れてしまうとすぐプッツンいってしまいます。
またスプールエッジにも干渉しやすいのも難点です。
私はスピニングにも良く巻いている鯵の糸 ナイトブルーを使っています。
私の愛用するSUNLINEのナイトサラウンドビジョン対応のラインです。
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ナイトアジングにおすすめ!ナイトサラウンドビジョン
暗い時間帯のアジングとなるとバックラッシュやラインが浮いていることに気付きにくい事がありますので、視認性の問題を考えての使用でもあります。
太めの0.4~0.5号を使用。
PEライン
強度のあるラインとなるとやはりPEラインです。
PEの欠点としては浮力があること(水馴染み・沈みにくい)、風が吹くと飛距離が出にくい。
しかしPEラインは比重が軽いのでスプールの重量も軽くなり、飛距離が出しやすいので、軽いリグを扱うベイトフィネスにはマッチするラインです。
また、強度もあるのでジグ単だけでなくフロートやスプリットの併用も考えている人はPEラインが良いでしょう。
アジングで使用するPEラインは水馴染みの良い高比重のライン(シンキングライン)が良いです。
私がPEでよく使用しているのが
DUELのアーマードF(pro)
シマノ PITBULL G5
TICT ライム
T
特にアーマードはラインにフロロのコーティングが施されておりさらに強度も増し、従来のPEラインの様なバックラッシュや結びコブ等のライントラブルが激減。
さらに比重が高いので水馴染みも良いです。
ベイトフィネスアジングには通常のPEラインでなく高比重PEラインを選択するのがおススメです。
PEとエステルの良さが合わさったハイブリッドライン
「沈むPEライン」というのがコンセプトのアジングラインが先日TICTから発売されました。
エステルラインの様に使えるPEラインその名もライム!
PEラインの欠点をカバーし、アジングに最適とされるエステルラインの様に使えるPEとエステルラインの良さを兼ね備えたラインです。
その特徴として↓
エステルラインの様に沈む
先ほど紹介したアーマードもそうでしたが、高比重であるという事。
エステルラインの様に水馴染みがよく水に沈みやすいので、レンジキープなどでリグを操作しやすいのもポイントです。
海水の比重は一般的に1.03辺りと言われておりますが、それよりもさらに重くライムは1.35!(0.3号の数値)
レンジや飛距離を確認するのに役立つマーキング
ラインに10m感覚で黒いマーキングがしてあるのでレンジや飛距離を把握しやすくなっています。
良いとこどりのアジング専用ラインTICT「ライム」
エステルの水馴染みの良さ・沈み安さとリグの操作のし安さ・PEの強度が欲しいという方には有難い製品の登場です。
まとめ
フロロ・エステル・PEとベイトフィネスアジングに使えるラインを紹介してきました。
それぞれのメリットデメリットをつかんでいただき、皆様の用途に応じたライン選択の参考にしていただけたらと思います。
最近ではPEやエステルの両方の良さを兼ね備えたラインも登場していますし、ますますベイトフィネスアジングが面白くなってきますね!
最後までお読みいただきありがとうございました!