1月22日(金)より釣りフェスティバル2021が開催されています。
今年はコロナの影響でオンラインの開催ですが各社から新製品の情報がどんどんリリースされています。
そんな中、気になるシマノの新たなベイトフィネス専用リールが発表されました。
シマノ SLX BFS
コストパフォーマンス抜群のベイトリールSLXシリーズに新たにベイトフィネス専用機 SLX BFSが発売されました!
これまでMGLやDCなどのシリーズが出ており、どれもエントリーユーザーには手にしやすい価格設定で人気のあった機種です。
今まで高価な製品が多かったベイトフィネス専用リール
やってみたいけど手が出しずらかったユーザーの方も多かったと思います。
多くのユーザーにベイトフィネスの新たな可能性の門を開いてくれるリールとなることは間違いないでしょう!
それではSLX BFSのスペックを見てまいりましょう。
シマノ SHIMANO 20SLX DC 71HG LEFT
シマノ SLX BFS スペック
コストパフォーマンスの中堅モデルと侮るなかれ!
その性能面はアルデバランBFSとも遜色のないレベルの様です。
基本スペック
ノーマルとXGの2機種。
ギア比:ノーマルギア6.3 XG8.2
最大ドラグ力:3.5㎏
自重:170g
スプール径:32㎜
糸巻き量:フロロ8lbが45m
最大巻き上げ高:ノーマルギア63㎝ XG82㎝
ハンドル長:42㎜
ベアリング:5/1
もちろん海水OK!
アルデバランにも搭載!FTB(フィネスチューンブレーキ)
現在、ベイトフィネスでシマノの製品を選ぶなら主流となっているモデルアルデバランBFSにも搭載されているFTB(フィネスチューンブレーキシステム)が搭載されています。
FTBとは?
軽量ルアーを扱うには、スプールの軽量化が最重要課題。しかし、従来のブレーキシステムには限界がありました。シマノが独自に開発した「FTB」は、スプールからブレーキユニットを排除することで軽量化を実現。さらに、回転数に応じて可変するマグネット移動機構も搭載。ピッチングからオーバーヘッドキャストまで柔軟に対応可能な新しいブレーキシステムです。
引用:シマノ公式サイト
簡単に言えば以下の2点
1.スプールの軽量化
2.入力される力に応じてブレーキの利きが変わってバックラッシュしにくい
ベイトフィネスの要となる機能ですね。
2番に関してはダイワの可変インダクトローターに通じるものがあります。
アルデやスコーピオンにも搭載されているハイエンドな機構がミドルクラスに搭載されたのはエントリーユーザーには手が出しやすく有難いですね!
エキサイティングドラグサウンド
やっぱり欲しいドラグ音!w
ちゃんと鳴ってくれるんですよね。
以前当サイトでも紹介したアルファスエアTW
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唯一残念な点があるとすればこの点なんですよね・・・
ドラグクリッカーがついてない。
今、ソルトベイトフィネス、殊にベイトアジングにおいておすすめするなら
アルファス・アルデバラン・アブガルシアREVO ALC BF7
この3機種ですがアルファスだけドラグクリッカーがないんですね。
やっぱりアジングするなら欲しい機能ですよねw
SLX BFSの気になる点
自重が170gということでアルデバランの130gに比べると40gも重いですがそのあたりは仕方ないとして
スプール自体の重量が軽量化されているとはいえどこまで軽いかが問題です。
メーカーでは5g以下のルアーを・・・と記載されていましたがアジングなら1gも視野に入れたいところ?
おそらく他社からさらに軽量化された互換スプールは発売されるでしょうから、マイクロキャストスプール等に変えて対応していくのか、ノーマルのままで使えるのかですね。
もともとバス釣りを想定したベイトリールなので1g前後は視野にないのかもしれません・・・
超フィネスなアジング向きではないかもしれませんが渓流ベイトフィネスをやってみたいエントリーユーザーの方にはドンピシャなリールだと思います。
しかしこの低価格帯のベイトフィネス機が登場してくれたのは多くのユーザーにとってうれしい知らせですね!
他のSLXシリーズを参考にすると市場価格は大体18000円前後が基準となるのではないでしょうか?